オステオパシーの歩み

オステオパシーは、創始者のA・T・スティルが外科医であったこともあり、深く静かな歩みを見せた。
メディアで大々的に取り上げられることもなく、同じ医師仲間を中心にミズリーから他州へ、そして、イギリス、フランスへと広がっていくのである。
オステオパシーのスクール第1号は1892年のアメリカン・スクール・オブ・オステオパシー(現カークスビル・オステオパシー医科大学 KCOM)だ。以来アメリカ全土に基盤を築き、現在20校のオステオパシー医科大学がある。
1910年、アメリカでオステオパシーが医療行為分野として公認される。
1918年、イギリスでバッキンガムにて最初のオステオパシー学校(ブリティッシュ・スクール・オブ・オステオパシー)(British School of Osteopathy=B.O.S)が設立される。
アメリカではオステオパスはドクター・オブ・オステオパシー(Doctor of Osteopathy)(D.O.)と呼ばれる第一職業学位(First professional degree)・称号を有し、西洋医学医師(M.D.)と同様に正規の医師である。
D.O.はすべての州で「医師免許」を認可されており、西洋医学医師(M.D.)と全く同等に「診断・外科手術・処方・投薬」等の全ての「医行為」が認められている。オステオパシー医学を学ぶ医学校も、西洋医学医師(M.D.)を輩出する医学校と同様に、大学院レベルに設置されている。
現在では専門の手技療法を医学教育の最終段階で多少学ぶ程度の様であり、手技療法だけで治療しているD.O.は少数派であるらしい。また、D.O.は臨床研修(レジデンシー)を経た後は、類似する分野である整形外科医のみならず、救急救命医・一般内科医等の専門を選ぶ事もできる。
因みにアメリカでカイロプラクターは、ドクター・オブ・カイロプラクティック (Doctor of Chiropractic) (D.C)などと称されるが、正規の医師ではない。M.D、D.Oと違い代替医療に分類されるが、D.O.の存在は一般アメリカ人にとってあまり知られていないものである。

アメリカ以外の国(イギリスやオーストラリア、カナダなど)では、D.O.ではなく、オステオパスの学士号(Bachelor of Osteopathy, B.Ost)や修士号(Master in Osteopathy, M.Ost)が習得できる。
アメリカではオステオパスが整形外科的な医療をするのも珍しくないが、イギリスではオリジナルな治療に徹しており、注射、投薬も行わなければ、外科的な処置も行わない。
2002年、フランス上院は「オステオパス」(Osteopath)を公認する。業務範囲はイギリスとほぼ同等なものであるされる。

 

アメリカなどの先進国の医科大学を卒業すれば、日本で厚生労働省に申請すれば、たいてい日本の医師免許を受験できますが、アメリカのオステオパシー医科大学を卒業しても、日本の医師免許の受験はできません。

 

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